立席特急券で寝台特急「北斗星」

2001年もついに終わりのときを迎え、 こんな自分も帰省をすることと相成りました。 いつもだと、快速ミッドナイトで帰るのですが、 それだとやっぱり味気ないので、たまには変わった方法で帰る ことにしました。
というわけで、何がいいかなといろいろ時刻表とにらめっこを していて、たまには昼行でと考え、各駅停車の旅にしようと仮決定 したわけです。しかし、そのことを実家に報告すると 「早く帰れ」とのお達しが出てしまったため、この案は 撤回されてしまいました(笑)。
そうなると、やはり「ミッドナイト」ということに なるのですが、「はまなす」というのも捨てがたく・・・ ただ、これらは過去に使ったことがあるので、 あまり面白みがない。 そうなれば「スーパー北斗1号」というのが妥当なのでしょうが、 指定席はすでに満席、自由席も30分以上前から並ばないと、 まともな席はない・・・やっぱり何かないかなぁ・・・と。

悪戦苦闘した結果、導き出された答えは、最近「立席特急券好き」に なっているので、じゃあせっかくだから「北斗星で行こう」という ことで収まりました。スーパー北斗1号よりも早く札幌に着く ということで、それで帰ると実家に報告。
案の定「はぁ?アンタも相変わらずの物好きねぇ」と あっさり受け入れられ(呆れられ?)、早速函館駅へ切符を買いに行った のであります(笑)。


〜立席特急券の魅力〜

そんなわけで、函館駅の窓口へ直行。
相変わらず混雑している・・・こんな時はいつも裏技的な作戦に出る んだけど、申込書を書き終えたあとは5人程度しか並んでなかったので、 そのまま列に並ぶ、今の時間は窓口が3人体制になっていたし。
さて、ここのみどりの窓口には、正直苦手な係員が1人いる。 どうも合わないらしい、というか態度がなんか横柄。
そこはイヤだなと思っていたが、案の定当たってしまい、こっちも 事務的に申込書をパッと出す。
先日もはくつるの立席特急券を買ったのだが、そのときも この係員だったわけで・・・。
それはまぁ、いいとして第2希望にはスーパー北斗1号を一応 書いておいたんだけど、あっさり北斗星の立席券は確保した。
さて、ここで立席特急券について簡単に触れてみます。
立席特急券とは、「着席しない」ということを前提にして 主に寝台特急等で発売される。ここに手元に残した切符があるが、 このように表記されている。
「○号車にご乗車ください」というのは、乗る車両はあらかじめ 決まっており、席までは決まっていない。 発売される枚数はそれぞれ決まっており、 実質定員制なので、空間的なゆとりは持てる。 そして、何より魅力なのが、「実質自由席料金で指定席に座れる ようなもの」なのである(^^)。 (参考までにその該当車両は寝台券は、すべてこの駅までの分しか 発売されないのです。)
ただ、実際には着席できないなんてのは建前だけで、 ごく普通に座って行ける。ただ、はくつるの場合は一区画4人 (寝台の数と同数)分だけ発売されるのに対し、 北斗星の場合は1席1枚で売られているケースが多いらしい。 今回も完全に1席1枚体制のようで、ちなみに10番に落ち着いた のだが、車掌さんからは「横になってもいいですから」という ありがたい言葉までいただいてしまった。 結局、その言葉に甘えぐっすりと寝てました(笑)。 他にも数名同じように寝てました。 寝台料金なしでこれなら、もうイイ感じでしょう♪
ただ、はくつるでは絶対にムリです。1席2人なので。

ちなみに、切符を見て「札幌行くのになんで南千歳なんじゃい」とお思いの方も いらっしゃるかと思いますが、実は特急料金が違うんです。 ちょうど200kmの境目が札幌と南千歳の間にあって、 それで料金が210円変わるわけです。 そこで、南千歳からは後続の快速エアポートに乗り換えるのです。 このエアポートがまた曲者でありまして、北斗星1号の7分後に発車 するのですが、札幌に着いてしまうと4分しか差がないんですねこれが。 だから、乗り換えの価値は十分にあると思うんです。 4分で210円・・・大きいね(笑)。
そういえば、一昔前の某刑事ドラマでの自分の中では強烈に残っていたセリフ。 「・・・バカな、特急よりも速い快速があるなんて・・・。」 それが、まさに今回の接続なんですよね(^^)。

さて、本題に戻って、北斗星1号立席特急券乗車記です♪


〜北斗星1号立席特急券乗車記〜
<2001年12月30日「寝台特急北斗星1号」>
まだ、朝日も当然昇るはずのない、午前4時47分。 上野からやってきた北斗星1号が函館を出発した。 この切符を持っている人は、11号車に乗らなければならないのだが、 その11号車は一番遠いところにあったのであります。 てくてく歩き、長いホームの先端にその11号車が待っていました。 そういや、北斗星に乗るのは、5月以来だったのでちょいとひさしぶり。 まあ、車両自体は2週間前に「はくつる」で乗ってたんだけどね。
ゆっくりとした足取りで、札幌まで約4時間半の道のりとなる。 普段、スーパー北斗だと3時間ちょいなので、かなりゆっくりとした ダイヤになる。まぁ、客車列車だし、性質上急ぐ必要もないから その辺は別にいいんだけど。
早速、車内検札。一応、好きなところにまず座ってくださいとの ことだったので、10番の進行方向の席に座る。 ここが実質指定とされた。リストにチェックを入れていた模様。 北斗星では、立席が絡む場合 2人の車掌の1人が専属となって担当していた。 これは11号車の客が、むやみに他の車両に行かないようにする措置なの だろうか?入り口は一箇所しかないし。 でも、ロビーカーとかには行かせてもらえるのでしょうか? その辺は、よくわかりませんでした。ちなみに、はくつるの場合は、 4号車と5号車の2両が立席扱いになり、八戸から利用できるのだが、 当然この2両は八戸までの寝台券しか発売されないのです。

とりあえず、「寝てもいいです」ということで、早速横になる。 まくらとかそういうものは一切ないけれど、自分で用意しておけば、 快適空間間違いなしかと。やはり、自由席料金でこのスペースは かなり魅力ですよ♪
ただ、向かい(9番)がまだいないので、途中駅で乗ってくると思うので、 熟睡とまでは行かなかったが、立席券発売区間が終わる伊達紋別を 過ぎた後はもう乗ってくることはありえない。 運良く、向かいの9番に座る人はいなかったので、めでたく 1ボックスの確保をしたということに・・・していい?(笑)
結局は全部売れてなかったみたい。

なんだかんだやっているうちに、東室蘭に到着。乗る人はいないが、 降りる人はいた。非常にのんびりしたムードで、寝台でごろごろ しながら登別、苫小牧とあっという間に過ぎた。 降りる駅が近くなってくると、時間は早く感じますね。 そして、乗り換え駅・南千歳に到着。 橋を渡って、向かいのホームへ。 しばらくして、快速エアポート87号が到着。 せっかくだからuシートに300円出して乗ろうかと思ったけれど、 結局普通席もガラガラだったので、バカバカしくなって やめてしまいました。
こうして、順調に千歳、北広島、新札幌と停車していき、 終点札幌に定刻9:24に到着と相成ったのでございます。 北斗星1号の到着から、たったの4分後ですが(笑)。


〜おわりに〜
今回、初めての北斗星の立席乗車でしたが、 なかなか快適でした♪ これが、割引切符では乗れないというのはちょいと残念ですが、 まぁ、北海道フリーきっぷなんかでは使えると思うので、 札幌からだと、はまなす→北斗星1号でUターンというのも なかなか面白かったりして(笑)。
しばらくぶりに、こういうものを書いてみたのですが、 文章はなかなか難しいですね〜。 おもしろさ、伝わったでしょうか??

それでは、今回はこんな感じで締めさせていただきます。 ありがとうございました。



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